菅前首相“「ライドシェア」解禁含めタクシー不足対策検討を”

自民党の菅前総理大臣は、観光地や過疎地で交通手段を確保するため、自家用車を使って有料で人を運ぶ「ライドシェア」の解禁も含め、タクシー不足への対策を早急に検討すべきだという考えを示しました。

自民党の菅前総理大臣は7日、仙台市で観光をテーマに講演し「日本を訪れる観光客は今後一層増加していくと思うが、すでに観光地ではタクシーなどの交通手段の不足が指摘されている」と述べました。

また、過疎地でもタクシーが不足し、地元の住民の生活に影響が出ていると指摘しました。

そして「こうした問題を解決するために『ライドシェア』を含む交通手段の在り方について結論を先送りすべきではない状況になってきている」と述べ、自家用車を使って有料で人を運ぶ「ライドシェア」の解禁も含め、タクシー不足への対策を早急に検討すべきだという考えを示しました。