新幹線 16両中4両でトイレに不具合 途中駅で乗客降ろす

6日午前、博多発東京行きの山陽新幹線で車両の不具合があり、JR西日本は、途中の岡山駅で乗客を降ろして別の列車に乗り換えてもらう対応を取りました。この影響で、山陽新幹線は一部の列車に遅れが出ました。

JR西日本によりますと、6日午前、博多発東京行きの新幹線「のぞみ18号」で、16両編成のうち5号車から8号車のトイレが使えなくなる不具合がありました。

このため、JRは途中の岡山駅で乗っていた乗客の全員、およそ660人を降ろし、別の新幹線に乗り換えてもらう対応を取ったということです。

JRによりますと、乗客が乗り換えた新幹線は、予定より15分ほど遅れて午前11時半すぎに岡山駅を出発したということです。

この影響で山陽新幹線は正午すぎの時点で、新大阪と広島の間の一部の列車に10分から15分の遅れが出ましたが、遅れはその後、ほぼ解消したということで、JRは車両の不具合の詳しい原因を調べることにしています。