【プロ野球結果】阪神 5連勝 優勝へのマジック「13」に

プロ野球は雨で1試合が中止となって5試合が行われ、セ・リーグ首位の阪神は1回表に奪った1点を守り切って勝ち、連勝を「5」に伸ばし、2位・広島も2試合連続で延長サヨナラ勝ちしました。

この結果、阪神の優勝へのマジックナンバーは「13」となりました。

《セ・リーグ》

中日×阪神

阪神が1対0で勝ちました。

○勝ち:才木投手7勝5敗
▽セーブ:岩崎投手3勝2敗29セーブ
●負け:小笠原投手7勝10敗

阪神は1回に森下選手のタイムリーで挙げた1点を5人の投手リレーで守りきりました。先発の才木投手は6回をヒット4本に抑え自己最多の7勝目。最後を締めた岩崎投手も自己最多の29セーブ目をマークしました。

阪神は5連勝です。

中日は先発の小笠原投手が7回1失点と好投しましたが、打線が援護できず完封負けを喫しました。

広島×DeNA

延長11回、広島が4対3でサヨナラ勝ちしました。

○勝ち:益田投手1勝
●負け:中川投手1敗
◎ホームラン:広島・デビッドソン選手19号、DeNA・佐野選手13号

広島は3点を追う6回、代打・會澤選手の2点タイムリーツーベースと小園選手のタイムリースリーベースで同点に追いつきました。そして11回、デビッドソン選手がソロホームランを打ち、2試合連続の延長サヨナラ勝ちです。7人目で投げたルーキーの益田投手がプロ初勝利を挙げました。

DeNAは5回までに3点をリードしましたが、5日に続き逃げきることができず3連敗です。

この結果、阪神の優勝へのマジックナンバーは「13」となりました。

ヤクルト×巨人

ヤクルトが4対2で勝ちました。

○勝ち:小澤投手6勝4敗
▽セーブ:田口投手1勝3敗30セーブ
●負け:バルドナード投手2勝1敗
◎ホームラン:ヤクルト・村上選手26号

ヤクルトは1点を追う6回、村上選手のソロホームランで追いつき、長岡選手と代打・青木選手の2本のタイムリーツーベースと内山選手のタイムリーで3点を勝ち越しました。先発の小澤投手は6回を1失点で6勝目をあげ、ヤクルトは連敗を4で止めました。

巨人は体調不良のグリフィン投手に代わって先発したビーディ投手が3回を無失点と好投しましたが、3人目のバルドナード投手が打ち込まれ、打線も11残塁と攻めきれず、勝率が5割を切りました。

《パ・リーグ》

オリックス×西武

西武が4対3で勝ちました。

○勝ち:今井投手8勝4敗
▽セーブ:クリスキー投手3セーブ
●負け:黒木投手1勝4敗
◎ホームラン:西武・中村選手14号、15号

西武は3回に外崎選手のタイムリーツーベースで先制し、中村選手の2本のホームランなどでリードを広げました。先発の今井投手は8回途中まで投げ、3失点で自己最多に並ぶ8勝目。

西武は最下位を脱出しました。

オリックスは8回に押し出しのフォアボールなどノーヒットで3点を挙げて1点差に迫りましたが、及びませんでした。

ソフトバンク×ロッテ

ソフトバンクが3対0で勝ちました。

○勝ち:有原投手7勝4敗
▽セーブ:オスナ投手3勝1敗21セーブ
●負け:西野投手8勝4敗

ソフトバンクは1回、ワンアウト一塁三塁から近藤選手のファーストゴロと今宮選手の犠牲フライで2点を先制し、5回に周東選手のタイムリーヒットで1点を追加しました。先発の有原投手は速球、変化球ともに切れがあり8回をヒット4本無失点で7勝目をあげました。

ロッテは先発の西野投手が7回3失点と粘りましたが、打線が抑え込まれ、完封負けを喫しました。

この結果、オリックスの優勝へのマジックナンバーは1つ減って「15」となりました。