ウクライナ東部ドネツク州でロシア軍の攻撃 16人死亡

ウクライナの東部ドネツク州の都市で6日、ロシア軍による攻撃が市場付近を直撃し、子ども1人を含む16人が死亡し20人以上がケガをしました。

ゼレンスキー大統領は6日、SNSで東部ドネツク州の激戦地、バフムトから20キロ余り西にある都市、コスチャンチニウカの市場付近でロシア軍による攻撃があり16人が死亡したと明らかにしました。

ゼレンスキー大統領は普通の市民や商店が被害を受けたとした上で「多くのけが人がいる。残念ながら死傷者の数は増えるかもしれない。悪のロシアに一刻も早く勝たなければならない」と強調しました。

ゼレンスキー大統領が投稿した動画では商店が並ぶ通りで何かが飛んでくるような音の後に突然、爆発が起き、煙と火の手があがる様子が確認できます。

またシュミハリ首相はSNSで死亡した16人のうち1人は子どもで、少なくとも20人がケガをしたとしています。

ウクライナの内務省は火災が300平方メートルに広がり、およそ30の商店が被害を受けたと明らかにし警察などががれきの除去や救助活動にあたっているとしています。