朝日新聞 購読者約900人分の個人情報が流出

朝日新聞社は購読者の名前や住所、電話番号などおよそ900人分の個人情報が外部に流出したことを明らかにしました。購読者の情報を管理する社内システムに対して何者かがアクセスしたと見て警察などに被害を報告するとともに、原因究明を進めています。

朝日新聞社によりますと、6日未明、「顧客の情報が流出している」という指摘が外部から寄せられ、調べたところ、何者かによって社内のシステムに対してアクセスが行われ、一部の購読者の情報が外部に流出していることが判明したということです。

流出したのは、三重県四日市市、鈴鹿市、亀山市、川越町に住む購読者の一部で、名前、住所、電話番号など、あわせて884人分の個人情報です。

会社によりますと購読者の情報を管理する社内のシステムに関するURLがインターネット上で一時、公開されていたこともわかっていて警察などに被害を報告するとともに、原因究明を進めています。

朝日新聞社は「原因究明と再発防止策の確立に努めています。ご迷惑をおかけしたお客様・関係の皆様には心よりお詫び申し上げます」などとコメントしています。