クリスマス商戦に向け おもちゃの見本市始まる 東京

ことしのクリスマス商戦に向け、おもちゃの見本市が早くも東京都内で始まり、新型コロナウイルスが5類に移行したことなどから、大人数で集まって遊べるパーティーゲームなどが注目されています。

東京 台東区で開かれた見本市には、おもちゃメーカーおよそ50社が参加し、クリスマス商戦向けのおもちゃおよそ1万点が紹介されています。

主催者によりますと、ことしは新型コロナウイルスの感染症法上の位置づけが5類に移行したことなどから、大人数で集まって遊べるパーティーゲームが注目されています。

このうち、釣りやダーツなど合わせて7つのゲームがセットになった商品はゲームの総合得点を競います。

また、遊びながら学べるおもちゃも人気で、パソコン型のものはヘッドセットを使ってライブ配信ごっこができるほか、人気キャラクターと一緒に英会話やプログラミングなどを学習することができます。

一方、大人が自分自身にプレゼントしたいと思うようなおもちゃもトレンドだということで、厚さ0.2ミリの金属板を立体的に組み合わせて、本物そっくりの平等院鳳凰堂をつくることができる模型もありました。

見本市の実行委員会の齋藤晴正会長は「どんなおもちゃも必ず楽しいものになっているので、クリスマスには大人も子どももおもちゃで遊んでいただきたい」と話していました。