前日の試合でホームランを含む2安打3打点の鈴木選手は、本拠地のシカゴで行われたジャイアンツ戦に6番・ライトで先発出場しました。
第1打席はサードゴロでしたが、リードされた3回の第2打席は、1アウト一塁二塁からセカンドへの内野安打で満塁とチャンスを広げ、チームは、この回に逆転しました。
5回の第3打席は、変化球をとらえて左中間へツーベースヒットを打ち、3試合連続で複数安打をマークしました。
このあと逆転され、2点を追う7回の第4打席は、ランナー1人を置いた場面で、相手ピッチャーの変化球をとらえレフトへ2試合連続ホームランとなる16号ツーランを打ち、同点に追いつきました。
チームは、この回、さらに4点を加えて勝ち越しました。
8回の第5打席は、ランナー二塁からセンターへタイムリーヒットを打ち、鈴木選手は、この試合、5打数4安打で前の試合に続いて3打点を挙げました。
1試合4安打は7月18日以来、今シーズン2回目で、打率は2割7分3厘に上がりました。
カブスは、鈴木選手の連日の活躍で11対8で勝って3連勝とし、ナショナルリーグ中部地区で首位のブルワーズに2.5ゲーム差の2位、ワイルドカード争いではプレーオフ進出圏内をキープしています。

鈴木誠也 2試合連続のホームラン含む4安打3打点 カブスは3連勝
大リーグ、カブスの鈴木誠也選手は、5日のジャイアンツ戦で2試合連続ホームランを含む4安打3打点の活躍で、チームは3連勝です。
日本選手で右打者のシーズン最多ホームランまであと2本
鈴木選手はホームランを打った打席について「ああいうピッチャーの投げ方はあまり得意じゃないが、最後に甘い球が来たのでしとめられて良かった。高めのゾーンが厳しい判定の審判に助けられたのもあると思う」と振り返りました。
大リーグの日本選手で右バッターのシーズン最多ホームランは城島健司さんと井口資仁さんの18本で、あと2本に迫ったことには「特に気にしたことはない。大リーグのピッチャーはシンカーとかが日本では感じられないような独特の軌道で来るし、スピードもあるので難しいのは間違いないが、がんばります」と答えていました。