ラグビーW杯 パリで“ラグビービレッジ”設営準備進む

ラグビーワールドカップフランス大会の開幕を直前に控え、パリ市の中心部にあるコンコルド広場では、パプリックビューイングなどが行われるエリアの設営作業が急ピッチで進められています。

ラグビーのワールドカップフランス大会は、現地時間の今月8日、日本時間の9日未明に地元・フランスと強豪・ニュージーランドの試合で開幕します。

開幕を直前に控え、パリ市中心部のコンコルド広場では、“ラグビービレッジ”と呼ばれるファンがパブリックビューイングで試合を観戦しながら、飲食などを楽しめるエリアの設営作業が急ピッチで進められています。

ビレッジには、2つの巨大なスクリーンが設置され、最大で3万9000人がこの場所で試合を観戦することができます。

開幕戦は2回目の母国開催で悲願の初優勝を狙うフランスと、史上最多の4回目の優勝を目指すニュージーランドの対戦とあって、ビレッジのオープン予定の日本時間8日午後9時には大勢の観客が詰めかける見込みです。

同じコンコルド広場の一角にある公式グッズを取り扱う店は、すでに多くのファンで賑わっていて、出場する20チームのユニフォームのレプリカやTシャツ、キーホルダーといった品々が次々と売れていました。

特に全20チームのトレードマークが入った帽子やベレー帽が人気だということです。

日本のユニフォームを購入したシンガポール人の20代の男性は「チーム全員が一緒にハードワークするところが好きで応援しています。ベストを尽くして頑張ってほしいです」と話していました。

またフランス人の50代の女性は「開幕戦が待ち遠しいです。フランスは何度も決勝までいっているので、今度こそ優勝してほしい」と話していました。