国際

米連邦議会乱入事件 極右団体の元指導者に禁錮22年の判決

おととし、アメリカの連邦議会にトランプ前大統領の支持者らが乱入した事件で、裁判所は極右団体の元指導者に、この乱入事件をめぐる量刑としては最も重い、禁錮22年の判決を言い渡しました。

アメリカでは、おととし1月、大統領選挙の当選者を確定させるための手続きが行われていた連邦議会議事堂に、選挙結果に不満を持つトランプ前大統領の支持者らが乱入しました。

この事件で、扇動共謀などの罪で有罪評決を受けていた極右団体「プラウド・ボーイズ」の元指導者、エンリケ・タリオ被告(39)に対し、首都ワシントンの連邦地方裁判所は5日、禁錮22年の判決を言い渡しました。

この事件をめぐっては、1100人以上が逮捕されていますが、アメリカのメディアによりますと、禁錮22年は、これまでで最も重い量刑だということです。

検察側は、タリオ被告がほかのメンバーらとともに、平和的な権力の移行を暴力によって妨害しようと企て、議会乱入の日時や指揮系統を決めるなど、事件の中心的な役割を担っていたとして禁錮33年を求刑していました。

弁護側は、タリオ被告は事件当日はワシントンにはおらず、直接の関与はしていないと主張していましたが、裁判官は「被告は、この企てにおける究極のリーダーだった」と指摘しました。

事件をめぐっては、極右団体のほかのメンバーら4人も先週、禁錮10年から18年の判決を言い渡されています。

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