【プロ野球結果】セ首位 阪神 優勝へのマジック「14」に

プロ野球は雨で1試合が中止となって5試合が行われ、セ・リーグ首位の阪神が中日に勝ち、優勝へのマジックナンバーを「14」としました。

《パ・リーグ》

オリックス×西武

西武が3対0で勝ちました。

○勝ち:田村投手1勝
▽セーブ:クリスキー投手2セーブ
●負け:阿部投手2勝4敗1セーブ
◎ホームラン:西武・渡部健人選手5号

西武は0対0の8回、ドラフト1位ルーキーの蛭間選手のタイムリーツーベースで均衡を破り、渡部健人選手のツーランで得点を加えました。先発の松本投手が6回をヒット2本無失点と好投し、2人目の田村投手が2年ぶりの勝利を挙げました。

オリックスは先発のルーキー、曽谷投手が5回を投げヒット1本無失点に抑えましたが、打線がヒット5本、守ってもエラー3つと攻守に精彩を欠きました。
オリックスの優勝へのマジックナンバーは「16」のままです。

ソフトバンク×ロッテ

ロッテが7対1で勝ちました。

○勝ち:小島投手8勝4敗
●負け:スチュワート投手3勝5敗
◎ホームラン:ロッテ・藤岡選手1号、山口選手13号

ロッテは1回、角中選手の犠牲フライで先制し、4回に藤岡選手のツーラン、5回には山口選手のソロホームランなどでリードを広げました。先発の小島投手が7回を投げヒット4本無失点、三振7つを奪う好投で、プロ5年目でソフトバンクから初勝利を挙げました。

ソフトバンクは、先発のスチュワート投手がコントロールに苦しみ、5敗目を喫しました。

楽天対日本ハムは雨のため中止となりました。

《セ・リーグ》

中日×阪神

阪神が8対2で勝ちました。

○勝ち:西勇輝投手6勝5敗
●負け:涌井投手4勝12敗
◎ホームラン:中日・細川選手21号

阪神は1回、中野選手のタイムリースリーベースなどで3点を先制し、3回に2点を追加、4回には、佐藤輝明選手の2点タイムリースリーベースなどでリードを広げました。先発の西勇輝投手は、要所を締めるピッチングで7回を2点に抑えておよそ2か月ぶりとなる6勝目をあげました。
阪神は4連勝で優勝へのマジックナンバーを「14」としました。

中日は、先発の涌井投手が2回3失点でマウンドを降りるなど序盤の大量失点が響きました。

広島×DeNA

延長10回、広島が6対5でサヨナラ勝ちしました。

○勝ち:中崎投手1勝
●負け:山崎投手3勝7敗20セーブ
◎ホームラン:DeNA・牧選手26号、桑原選手5号

広島は1点を追う9回、野間選手のタイムリー内野安打で追いつき、延長10回、2アウトからフォアボール2つでチャンスを作り、堂林選手のタイムリーで試合を決めました。5人目の中崎投手が延長10回の1イニングを無失点で抑え、今シーズン初勝利です。

DeNAは、終盤に3点差を逆転しましたが、逃げきることができませんでした。

ヤクルト×巨人

巨人が4対3で勝ちました。

○勝ち:船迫投手2勝1敗
▽セーブ:中川投手1勝3敗10セーブ
●負け:石山投手3勝6敗
◎ホームラン:ヤクルト・サイスニード投手1号

巨人は1点を追う8回、丸選手の犠牲フライで同点に追いつき、9回にヤクルト石山投手のけん制悪送球で一塁ランナーの吉川選手が一気に三塁まで進み、重信選手のセカンドゴロの間の得点で1点を勝ち越しました。8回のピンチで好リリーフをみせた4人目の船迫投手が2勝目をあげ、巨人は勝率を5割に戻しました。

ヤクルトは先発のサイスニード投手が6回2失点、来日初ホームランも打つなど投打に奮闘しましたが、リリーフがふんばれず4連敗で、今シーズンの負け越しが決まりました。