社会

神奈川 厚木 立体駐車場火災で残された車 移動する作業始まる

先月、神奈川県厚木市にあるパチンコ店の立体駐車場で150台余りの車が燃えた火事で、現場に残されたままになっている車のうち走行が可能な車を所有者に引き渡すため駐車場の外に移動する作業が5日から始まりました。

先月20日、厚木市のパチンコ店「マルハン厚木北店」の立体駐車場で起きた火事では、けが人はいませんでしたが当時、止まっていた337台の車のうち、152台が燃えました。

火事から2週間余りがたった今も駐車場には多くの車が残されたままになっていますが、損傷が激しかった駐車場の補強工事が終わったため、走行が可能な車およそ50台を駐車場の外に移動する作業が5日から始まりました。

このうち屋上に止められた車は、クレーン車で1台1台つり上げられて地面におろされたあと、パチンコ店の敷地内の別の駐車場に移され、今後、所有者に引き渡されるということです。

一部の車は、すすがついていたり、フロント部分がこげたりしていました。

パチンコ店によりますと、2階と屋上には燃えたおよそ150台の車が残っていて、今後、どのように撤去を進めるか検討するということです。

マルハンは「車の所有者と連絡を取りながら適切に対応を進めてまいります」としています。

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