サザンオールスターズ“神宮外苑再開発への思い表現”新曲歌詞

明治神宮外苑の再開発をめぐって3日、人気バンド、サザンオールスターズの公式サイトに桑田佳祐さんの再開発への思いを表現した新曲の歌詞が掲載されました。

新曲のタイトルは「Relay~杜の詩」で、歌詞では「誰かが悲嘆(なげ)いてた美しい杜が消滅(き)えるのを」とか「麗しいオアシスがアスファルト・ジャングルに変わっちゃうの?」などとつづられています。

神宮外苑の再開発をめぐっては、世界的な音楽家、坂本龍一さんが亡くなる前に「神宮外苑の開発は、とても持続可能なものとは言えない」などとして、東京都の小池知事などに計画の見直しを求めていました。

新曲を作詞作曲した桑田さんは2日深夜に「TOKYO FM」で放送されたラジオ番組で「坂本龍一さんが提示していただいたことがいっぱいあるんですけど、それを受け止めて作った曲と言っていい」などと話していました。

また神宮外苑近くのスタジオで40年以上、音楽を作ってきたことに触れ「私なりに調べてみて、何か非常にもったいない気がするなと思って、この歌詞にしました」などと説明しました。