【プロ野球結果】マジック 阪神「15」オリックス「16」に

プロ野球は6試合が行われ、セ・リーグ首位の阪神は伊藤将司投手がわずか90球で完投勝利をあげ、優勝へのマジックナンバーを「15」としました。パ・リーグ首位のオリックスも日本ハムに勝ってマジックナンバーを「16」としました。

【パ・リーグ】

日本ハム×オリックス

日本ハム対オリックスは、オリックスが3対1で勝ちました。

○勝ち:東投手4勝
▽セーブ:山崎颯一郎投手7セーブ
●負け:上原投手3勝5敗
◎ホームラン:オリックス 頓宮選手16号

オリックスは2回に佐野皓大選手のタイムリーで1点を先制し、6回は頓宮選手のソロホームラン、7回にはスクイズで1点ずつ加えました。先発の東投手は7回途中を1失点で4勝目を挙げました。日本ハムはダブルプレーが3つと攻めきれませんでした。

ロッテ×楽天

ロッテ対楽天は、楽天が5対4で勝ちました。

○勝ち:荘司投手3勝3敗
▽セーブ:松井裕樹投手1勝3敗31セーブ
●負け:中森投手1勝2敗
◎ホームラン:楽天 島内選手6号、小郷選手9号、阿部選手4号。ロッテ ポランコ選手23号

楽天は4回、島内選手のソロホームランで先制しました。リードを広げた終盤には小郷選手と阿部選手のソロで追加点を奪いました。先発の荘司投手は8回途中まで投げて2失点に抑え、自身3連勝で3勝目を挙げました。

ロッテは9回にポランコ選手が楽天の松井裕樹投手からリーグトップに並ぶ23号ツーランを打ち1点差にまで追い上げましたが、届きませんでした。この結果、オリックスの優勝へのマジックナンバーは2つ減って「16」となりました。

西武×ソフトバンク

西武対ソフトバンクは、ソフトバンクが3対2で勝ちました。

○勝ち:森投手2勝1敗
▽セーブ:オスナ投手3勝1敗20セーブ
●負け:與座投手2勝5敗
◎ホームラン:ソフトバンク 甲斐選手10号。西武 外崎選手11号

ソフトバンクは同点の3回、甲斐選手の2試合連続ホームランで1点を勝ち越し、7回にも近藤選手のタイムリーで1点を加えました。先発した森投手はおよそ3か月ぶりの1軍登板で6回途中まで投げホームランによる1点に抑えて4月27日以来となる2勝目を挙げました。西武は8回に1点差に迫り、9回にもチャンスを作りましたが及びませんでした。

【セ・リーグ】

ヤクルト×阪神

ヤクルト対阪神は、阪神が7対1で勝ちました。

○勝ち:伊藤将司投手9勝5敗
●負け:吉村投手2勝2敗
◎ホームラン:阪神 佐藤輝明選手17号、森下選手9号。ヤクルト 赤羽選手1号

阪神は1回、佐藤輝明選手の2試合連続スリーランなどで4点を先制し、2回には中野選手とノイジー選手の連続タイムリーで2点を加えました。援護をもらった先発の伊藤将司投手は9回にホームランを打たれましたが、5安打1失点、球数90球で完投し、9勝目を挙げました。

阪神は3連勝です。ヤクルトは先発の吉村投手が序盤に打ち込まれ3連敗です。

広島×中日

広島対中日は、中日が3対0で勝ちました。

○勝ち:柳投手4勝9敗
▽セーブ:マルティネス投手3勝1敗30セーブ
●負け:九里投手7勝6敗

中日は3回、相手のエラーが絡んで1点を先制し、8回には代打・後藤選手の2点タイムリーツーベースでリードを広げました。先発の柳投手は7回途中まで投げヒット4本、無失点に抑え、およそ2か月ぶりの4勝目、マルティネス投手は2年連続で30セーブをマークしました。

中日は2カード連続の勝ち越しです。広島は打線にあと1本が出ず、完封負けを喫しました。この結果、阪神のマジックナンバーは2つ減って「15」となりました。

DeNA×巨人

DeNA対巨人は、巨人が8対7で勝ちました。

○勝ち:バルドナード投手2勝
▽セーブ:中川投手1勝3敗9セーブ
●負け:上茶谷投手3勝3敗
◎ホームラン:巨人 丸選手15号、岡本和真選手37号。DeNA 知野選手1号

序盤から点の取り合いとなり、巨人は2点を追う5回、岡本和真選手の3試合連続ホームランとなるソロで1点差とし、8回に丸選手のタイムリーで追いつきました。そして9回、門脇選手のタイムリーで決勝点を奪いました。6人目で2イニングを無失点に抑えたバルドナード投手が2勝目を挙げました。

DeNAは3点を追う2回に知野選手が代打満塁ホームランを打つなど一挙6点を奪い、中盤までリードしましたがリリーフ陣が粘れず連勝が4で止まりました。