自民 世耕参院幹事長 来年秋の総裁選で岸田首相の再選を支持

自民党安倍派幹部の世耕参議院幹事長が大分市で講演し、岸田総理大臣は防衛費の増額など安倍元総理大臣がやり残した仕事に取り組んでいるとして、来年秋に予定されている党の総裁選挙での再選を支持する考えを示しました。

この中で、自民党の世耕参議院幹事長は、党最大派閥の安倍派が先に塩谷・元文部科学大臣を「座長」とし、みずからも含めた「常任幹事会」で意思決定を行う新たな体制を発足させたことを説明しました。

その上で「2、3年はかけて会長を絞り込むことになると思うが、私もそれを目指して精進していきたい」と述べ、安倍派の会長ポストに意欲をにじませました。

また世耕氏は、岸田総理大臣が防衛費の増額など、安倍元総理大臣がやり残した仕事に取り組んでいると指摘し、「来年の総裁選挙でも岸田総理大臣をしっかり支持し再選されるよう考えるのが派閥のひとつの方向性だ」と述べました。