自民 中村正三郎 元衆議院議員が死去 89歳 法務大臣など歴任

自民党の元衆議院議員で、法務大臣などを歴任した中村正三郎氏が1日、亡くなりました。89歳でした。

中村氏は千葉県出身で、昭和54年の衆議院選挙で初当選し、9回続けて当選しました。

この間、宮沢内閣で環境庁長官として初入閣し、小渕内閣の法務大臣などを務めました。

法務大臣在任中には死刑の情報公開のあり方を見直し、「執行の有無を国民に知らせるべきだ」として、執行した人数を発表しました。

また、平成17年には衆議院本会議で行われた郵政民営化関連法の採決を欠席し、その年の衆議院選挙には立候補せず、政界を引退しました。

複数の関係者によりますと中村氏は1日、亡くなったということです。

89歳でした。