富山湾のベニズワイガニ漁は9月1日に解禁され、富山県射水市の新湊漁港では天候がよかったことから、3隻の船が漁を行いました。
2日は昼すぎから漁港で初競りが行われ、2日朝に水揚げされたばかりの鮮やかな朱色のベニズワイガニ、およそ2100匹が並べられました。
中には重さが1キロ以上で、甲羅の幅が14センチ以上、身が詰まっているなどの条件を満たし、最高品質の「極上」にランク付けされたベニズワイガニも2匹ありました。
ベニズワイガニ初競り 最高品質「極上」ランクも 富山 射水
富山湾のベニズワイガニ漁が解禁され、2日、富山県射水市の漁港で初競りが行われました。
初競りでは競り人の威勢のよい掛け声に応じて、仲買人が手を上げて次々と競り落とし、カニをかごいっぱいに入れてトラックに積み込んでいました。
新湊漁業協同組合の塩谷俊之 組合長は「今シーズンのベニズワイガニはかなり大きいものがあり、身のつまりも良好です。新鮮なうちに競りにかけ、おいしい状態で消費者にお届けできるので、ぜひ味わってください」と話していました。
富山湾のベニズワイガニ漁は冬にかけてピークを迎え、来年の5月中旬ごろまで行われます。