新型コロナ オミクロン株「XBB.1.5」対応ワクチン承認 厚労省

新型コロナウイルスのオミクロン株の1種で「XBB.1.5」に対応したワクチンが1日、厚生労働省に承認されました。このワクチンは、今月20日から始まる予定の追加接種で使われる予定です。

承認されたのは、ファイザーが開発した、オミクロン株の「XBB.1.5」に対応した成分を含むmRNAワクチンで、▽12歳以上用、▽5歳から11歳用、▽生後6か月から4歳用の3種類です。

厚生労働省によりますと、ファイザーからことし7月に承認申請が行われ、有効性が確認でき安全性にも重大な懸念はないとして、1日、使用が承認されたということです。

一方、同じく申請が行われていたモデルナのワクチンは、引き続き審査が行われることになりました。

1日承認されたワクチンは、今月20日から、生後6か月以上の人を対象に行われる予定の追加接種で使われる予定です。