そごう・西武 ストライキ実施も協議平行線のまま売却が完了

セブン&アイ・ホールディングスは、傘下の大手デパートそごう・西武について、アメリカの投資ファンドへの売却が完了したと発表しました。売却にあたって、そごう・西武への貸付金の一部を放棄することなどから、セブン&アイ単体でおよそ1400億円の特別損失を計上する見通しです。

発表によりますと、セブン&アイは1日、傘下のそごう・西武のすべての株式をアメリカの投資ファンド、「フォートレス・インベストメント・グループ」に売却しました。

企業の価値として見た売却額は2200億円となりますが、そごう・西武の有利子負債、およそ2900億円などを差し引きした結果、実際の譲渡価格は8500万円を見込んでいるとしています。

売却にあたって、そごう・西武への貸付金の一部を放棄することなどから、セブン&アイ単体でおよそ1457億円の特別損失を計上する見通しです。

今回の売却で、雇用などへの懸念から反発したそごう・西武の労働組合は、8月31日、大手デパートではおよそ60年ぶりとなるストライキを実施しましたが、協議が平行線のまま売却が完了した形です。

この4年間で最終赤字が続くそごう・西武としては、雇用を維持しながら業績をどう立て直すかが課題となります。