DeNA バウアー 1軍出場選手登録を抹消 右足の筋肉損傷で

プロ野球・DeNAのバウアー投手が、8月30日の試合中に右足の股関節付近の筋肉を痛め、9月1日、1軍の出場選手登録を抹消されました。

バウアー投手は30日、甲子園球場で行われた阪神戦に先発し、3回、1アウト一塁の場面でピッチャーゴロを捕球した際、左ひざを地面につきながらスライディングキャッチをしたあと、体を反転させてノーステップでファーストに送球しましたが悪送球となりました。

バウアー投手はこの回を投げ終えて降板しましたが、このプレーで右足の股関節の違和感をうったえ、球団によりますと31日、横浜市内の病院で診察を受けた結果、右足の股関節付近にある筋肉の損傷と診断されたということです。

これを受けて、バウアー投手は1日、1軍の出場選手登録を抹消されました。

バウアー投手はここまで先発として19試合に登板して10勝4敗、防御率2.76の成績をマークし、このところ中4日での登板も続けていて、1試合に6イニング以上を投げ自責点3点以内に抑える「クオリティースタート」の達成回数はリーグ2位タイの15回と安定した投球で投手陣を引っ張っていました。

三浦大輔監督は「チームとして痛いが、試合中の執念を見せてくれたプレーの中でのアクシデントなのでしかたない。しばらく時間がかかりそうだ」と話していました。

一方で、左のろっ骨の間にある筋肉の炎症でチームを離脱していた宮崎敏郎選手については1日、1軍の出場選手に登録されました。