日本とASEAN友好協力50年 12月に東京で特別首脳会議開催へ

日本とASEAN=東南アジア諸国連合の友好協力関係が、ことしで50年の節目となることを踏まえ、政府は、12月に日本で特別首脳会議を開くことを決めました。

これは1日の閣議で了解され、松野官房長官が記者会見で明らかにしました。

それによりますと、日本とASEANの特別首脳会議は、ことし12月16日から18日までの3日間の日程で東京都内で開かれ、岸田総理大臣と各国首脳との間で地域情勢のほか経済や開発など幅広い分野での協力をめぐって意見が交わされます。

松野官房長官は「日本とASEANの友好協力50周年を締めくくる行事として開催されるもので、将来の日ASEAN関係を見据えた新たな協力のビジョンと幅広い具体的な協力をともに打ち出したい」と述べました。

岸田総理大臣は来週、インドネシアを訪問してASEANとの首脳会議に出席し、日本で開く特別首脳会議への協力を確認することにしています。