東北・東日本中心に猛暑日 あすも猛烈な暑さに 熱中症に警戒を

1日も各地で気温が上がり、東北や東日本を中心に猛烈な暑さになりました。2日も東北や関東甲信などを中心に猛暑日となるところもある見込みで、引き続き熱中症に警戒してください。

気象庁によりますと、1日も北日本や東日本を中心に高気圧に覆われて晴れ、気温が上がりました。

日中の最高気温は
▽長野県上田市で37.4度
▽群馬県桐生市で37.2度
▽福島県会津若松市で37.1度
▽富山市で37度ちょうど
▽山形市で36.3度
▽大阪・枚方市で36度ちょうど
▽秋田県横手市で35.9度などと猛烈な暑さとなりました。

このほか
▽北海道の女満別空港で34.7度
▽名古屋市で34.1度
▽東京の都心で33.4度
▽岡山市で32度ちょうどなどと、各地で厳しい残暑となりました。

2日も猛烈な暑さが続くところがある見込みで、日中の最高気温は、
▽甲府市や京都市で36度
▽山形市や福島市、名古屋市で35度などと予想されています。

気象庁と環境省は熱中症の危険性が極めて高まるとして、和歌山県と沖縄県の沖縄本島地方に「熱中症警戒アラート」を発表しています。

厳しい残暑が続き、熱中症で体調を崩して搬送されたり、亡くなったりするケースが相次いでいます。

熱中症に厳重に警戒し、環境省のホームページなどで「暑さ指数」を確認して屋外や空調のない屋内での運動を見合わせるほか、冷房を適切に使用し、のどが渇いていなくても定期的に水分をとるなど対策を心がけてください。

また、東北と北陸を中心に梅雨明けした7月下旬以降、雨の少ない状態が続いているほか北日本では6月上旬から気温の高い状態が続いています。

気象庁は31日「少雨と長期間の高温に関する気象情報」を発表し、北日本と東日本では今後1週間程度は雨が少なく、2週間程度は気温の高い状態が続くとして農作物や水の管理にも十分注意するよう呼びかけています。

一方、前線に向かって湿った空気が流れ込んでいる影響で、西日本や北日本では大気の状態が不安定になっていて、北海道などで局地的に雨が強まっています。

大気の不安定な状態は2日にかけて続く見込みで、局地的に雷を伴って激しい雨が降るおそれがあります。

土砂災害や川の増水、低い土地の浸水に警戒するともに、低い土地の浸水や落雷、竜巻などの激しい突風にも十分注意が必要です。