イーロン・マスク氏 Xに映像や音声による通話機能追加へ

アメリカのソーシャルメディア大手、旧ツイッターのXを所有するイーロン・マスク氏は、Xに映像や音声による通話機能がまもなく追加されると明らかにしました。新たな機能の追加によって利用者を増やし、収入増加につなげるねらいがあるとみられます。

イーロン・マスク氏は31日、自身の旧ツイッター、Xに「映像や音声による通話機能がまもなく追加される」と投稿しました。

電話番号がいらず、Xは効果的なアドレス帳だとして機能強化をアピールしました。

一方、通話機能がいつから運用されるのか、具体的な日時については明らかにしていません。

また、会社のリンダ・ヤッカリーノCEOは今月10日、アメリカの経済チャンネル、CNBCのインタビューで、利用者どうしの資金の決済など多機能化を進める考えを示しました。

一方、アメリカのメディア、ブルームバーグは31日、Xがサービスの利用規約を変更し、新たに収集する情報に利用者の生体認証に使われるデータを含めたと伝えました。

どのようにデータを収集し、使用するかは不明だとしています。

マスク氏はXにさまざまな機能を追加することによって利用者を増やし、収入増加につなげるねらいがあるとみられます。