サッカー元日本代表 高原直泰が今シーズンかぎりで引退を発表

サッカーの元日本代表で、JFL=日本フットボールリーグの沖縄SVでプレーを続けていた高原直泰選手が、今シーズンかぎりで引退すると発表しました。

日本代表で活躍の高原選手(2007年)

高原選手は、静岡県出身の44歳。

高校卒業後、当時J1だったジュビロ磐田でプロデビューし、2002年には26得点で得点王となって、チームをJ1優勝に導いて最優秀選手に輝きました。

日本代表で中田英寿選手と(2006年)

日本代表でも2006年のワールドカップに出場するなど、通算57試合に出場して23得点を挙げました。

2016年からはみずから発起人となって立ち上げた社会人クラブの「沖縄SV」で、現役を続けながらクラブの代表取締役と監督も兼任し、チームを沖縄県の社会人リーグ3部からJFLまで引き上げました。

高原選手は31日、クラブのホームページで今シーズンかぎりでの引退を発表し「ここまで多くの方々に支えられて選手を続けることができ、幸せな選手生活でした。選手としての残りの時間を全力で楽しんでいきます」などとコメントしています。

高原選手は今後もクラブの代表取締役と監督は続けるということです。