処理水放出めぐり参院でも連合審査会 9月8日 自民・立民合意

東京電力福島第一原発にたまる処理水の放出をめぐり、自民党と立憲民主党は、参議院でも、衆議院と同じ9月8日に連合審査会を開くことで合意しました。

福島第一原発にたまる処理水の海への放出をめぐり、衆議院では30日、自民党と立憲民主党が9月8日の午前に経済産業委員会と農林水産委員会の連合審査会を開くことで合意しました。

これを受けて参議院では31日、自民党の野上参議院国会対策委員長と立憲民主党の斎藤参議院国会対策委員長が電話で対応を協議しました。

その結果、9月8日の午後、衆議院での質疑に続き、経済産業委員会と農林水産委員会の連合審査会を開き、西村経済産業大臣や野村農林水産大臣などの出席を求めて質疑を行うことで合意しました。

この問題での国会審議をめぐっては、立憲民主党が、岸田総理大臣が出席する予算委員会の開催を求めましたが、自民党は「まずは処理水の放出や風評対策を所管する委員会で審議すべきだ」と主張し、折り合いませんでした。