東京 青梅鉄道公園 9月から休園 約2年半かけてリニューアルへ

新幹線やSLなどの車両を展示し、60年余り親しまれてきた東京 青梅市の鉄道公園がリニューアルのため、9月1日から長期間休園することになり、最後に楽しもうと大勢の家族連れやファンでにぎわいました。

青梅鉄道公園は日本の鉄道開業90年の記念事業として昭和37年に開設されましたが、オープンから60年がたち、9月1日から休園となり、2年半ほどかけてリニューアルされます。

休園前に楽しもうと、31日も大勢が公園を訪れ、屋外に展示してある0系新幹線や大正時代のSLなどの運転台や座席を確かめたり写真を撮ったりしていました。

また、園内の施設にある鉄道模型のコーナーでは、模型が走り出すと多くの人が興味深そうに見入っていました。

両親や2歳の息子と一緒に訪れていた女性は「私も子どものころ、よく遠足で来ていて、息子はこれで3回目です。きょうで公園が最後なので、じっくり見たいです」と話していました。

青梅鉄道公園の後藤秀俊所長は「家族3世代にわたって楽しんでいただいてきていて、休園は心苦しいですが、新しくなった施設にもぜひ来園してください」と話していました。