米韓 米B1爆撃機参加し共同訓練 強固な防衛態勢を強調

韓国軍はアメリカ軍との合同軍事演習の一環として、空軍の共同訓練を実施しました。北朝鮮が強く警戒するアメリカのB1爆撃機が参加し、米韓両軍による強固な防衛態勢を示したと強調しています。

韓国国防省によりますと、共同訓練は30日に朝鮮半島西側の黄海上空で行われ、アメリカのB1爆撃機のほか、米韓両軍の戦闘機が参加したということです。

B1爆撃機は、北朝鮮が強く警戒していて、韓国の通信社、連合ニュースは、グアムにあるアメリカ空軍の基地から飛び立った場合、大量の弾薬を搭載して2時間以内に朝鮮半島上空に展開できると伝えています。

訓練は31日まで韓国で行われている米韓合同軍事演習の一環で、韓国国防省は今回の訓練を通じて「強固な連合防衛態勢を示した」と強調しました。

韓国軍は29日、海上自衛隊とアメリカ海軍と共同で北朝鮮の弾道ミサイル発射を想定した訓練も実施していて、韓国政府は、米韓や日米韓3か国の安全保障協力を強化していく立場です。