処理水放出後の迷惑電話 NTT東西が相談窓口などで対応周知

東京電力福島第一原発にたまる処理水の放出開始後、国内の公共施設などに中国の国番号から始まる国際電話による嫌がらせが相次いでいることを受けて、NTT東日本と西日本は迷惑電話への対応について相談窓口などで周知を始めました。

NTT東日本と西日本が周知を始めた迷惑電話への対応では、被害を減らすためのサービスの利用や、機器の導入を案内しています。

▽電話をかけてきた相手の電話番号が電話機に表示される「ナンバー・ディスプレイ」や▽非通知の着信を拒否する「ナンバー・リクエスト」、それに▽ひかり電話で特定の電話番号からの着信を最大30件、拒否できる「迷惑電話おことわりサービス」のそれぞれの利用を促しています。

また、▽ナンバー・ディスプレイと組み合わせて特定の電話番号からの着信を拒否する電話機を導入することもできるとしています。

ただ、その一方で、国際電話で特定の国番号からの着信を一括して拒否することはできないということです。

NTT東日本と西日本ではこうした周知を自社のホームページのほか、相談窓口でも案内しています。

午前9時から午後5時までで、
▽NTT東日本は専用相談窓口の0120-325-263
▽NTT西日本は固定電話からは116
 ひかり電話からは0120-116116で受け付けています。