岸田首相 来月前半にインドネシアとインド訪問へ

岸田総理大臣は自民党の役員会で、来月5日から11日まで7日間の日程で、インドネシアとインドを訪問すると明らかにしました。

このうちインドネシアでは、ASEAN＝東南アジア諸国連合との首脳会議などに出席するとした上で「ことし日本とASEANの友好協力関係が50周年となることも踏まえ、さらなる関係強化を進め、12月の特別首脳会議につなげたい」と述べました。

また、インドではG20＝主要20か国の首脳会議でロシアのウクライナ侵攻による食料安全保障の問題などについて議論すると説明し、G7の議長国として広島サミットの成果をG20サミットにつなげたいという考えを示しました。

その上で「国際関係の変動も見据えて、内政・外交に山積する諸課題に取り組んでいく」と強調しました。