NY外国為替市場 一時1ドル=146円台後半 ことしの最安値を更新

28日のニューヨーク外国為替市場ではアメリカの長期金利が高止まりするとの見方から円安が進み、円相場は一時、1ドル=146円台後半をつけてことしの最安値を更新しました。

28日のニューヨーク外国為替市場では円安が進み、円相場は一時、1ドル=146円70銭台をつけてことしの最安値を更新しました。

25日に開かれたジャクソンホール会議でFRB=連邦準備制度理事会のパウエル議長が追加の利上げの可能性に言及したことを受けて、FRBによる金融引き締めが長期化しアメリカの長期金利が高止まりするとの見方が広がり、日米の金利差が意識されて円売りドル買いが進みました。

市場関係者は「アメリカの長期金利が当面、高い水準で推移するとの見方からより利回りが見込めるドルを買う動きが強まっていて円相場がじわじわと値下がりする展開となっている」と話しています。