国際

北京の日本大使館 レンガ片投げ込まれる 処理水放出開始日に

東京電力福島第一原子力発電所にたまる処理水を薄めて海に放出する措置が始まった今月24日に、中国・北京にある日本大使館の敷地にレンガの破片が投げ込まれ中国人が警察に拘束されました。大使館の職員や施設に被害はなかったということです。

中国の首都・北京にある日本大使館によりますと、東京電力が福島第一原発にたまる処理水を基準を下回る濃度に薄めた上で海への放出を始めた今月24日、中国人が大使館の敷地にレンガの破片を投げ込む事件が起きたということです。

この中国人はその場で警察に拘束され、大使館の職員や施設に被害はなかったということです。

中国では山東省青島と江蘇省蘇州にある日本人学校でも石や卵が投げ込まれているのが見つかったほか、日本の大使館や総領事館には抗議や嫌がらせの電話が相次いでいます。

こうした状況について、中国外務省の汪文斌報道官は28日の記者会見で、中国側の対応を問われると「中国は、中国にいる外国人の安全と正当な権利を一貫して法律にのっとり保障してきた」と述べた上で「『核汚染水』の海への放出を直ちに停止するよう日本側に強く求める」などと従来の主張を繰り返しました。

日本大使館は不測の事態に備え警備の人員を増やすなど態勢の強化を迫られています。

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