ガソリン小売り価格 170円台に抑制へ 補助金を拡充 政府・与党

来月末までとなっている燃料価格の負担軽減策について、政府・与党は、ガソリンの小売り価格を1リットル当たり170円台に抑えられるよう石油元売り各社に対する補助金を今より拡充する方針を固めました。

ガソリンなどの燃料価格の上昇を抑えるため、政府が石油元売り各社に支給している補助金は来月末で期限を迎えますが、ガソリンの小売り価格が過去最高水準に近づきつつあることから、岸田総理大臣は先週、与党内で対応策を検討するよう指示しました。

これを受けて、政府・与党は、小売り価格を全国平均で1リットル当たり170円台に抑えられるよう、石油元売り各社に対する補助金を今より拡充する方針を固めました。

自民党内からは利用者が負担軽減を実感できるよう、170円台半ばまで下げられるようにするべきだという意見が出ていて、政府・与党内で補助率について詰めの調整を進めています。

拡充した補助金は年末までを期限とする方向で検討をしています。