立民 泉代表 ベトナムと米訪問へ 代表就任後初の外国訪問

立憲民主党の泉代表は、29日から来月にかけてベトナムとアメリカを相次いで訪問します。アメリカでは政府や議会関係者に日米同盟を基軸とする外交方針を説明するなど、議員外交を通じて党の存在感を高めたい考えです。

立憲民主党の泉代表は、29日から4日間、おととし代表に就任して以来初めての外国訪問としてベトナムを訪れ、ベトナム共産党と交流を強化する覚書を交わすほか、技能実習生の送り出し機関の関係者と意見を交わすことにしています。

また、来月10日から6日間の日程でアメリカを訪問する予定で、政府や議会関係者との会談を調整しています。

アメリカでは、党として日米同盟を基軸とすることや、法の支配に基づく国際秩序の維持・強化を目指すことなど外交方針を説明し、日本の野党第一党の政策に理解を求めたいとしています。

泉氏は記者会見で「政権を担った場合にうまく機能するよう人間関係づくりに取り組みたい」と述べ、一連の議員外交を通じて党の存在感を高めたい考えです。