大阪天満宮と“日本一長い”天神橋筋商店街で阿波踊り

大阪 北区の大阪天満宮と、日本一長いとされる天神橋筋商店街で、阿波踊りのイベントが開かれ、多くの人たちでにぎわいました。

このイベントは、商店街を活性化させるとともに、大阪でも阿波踊りを普及させようと10年前から開かれていて、ここ数年は、新型コロナの影響で、中止や規模の縮小を余儀なくされましたが、ことしは4年ぶりに通常の規模で開催されました。

イベントでは、大阪天満宮の境内で、踊り手およそ60人が、しなやかな「女踊り」と、豪快な「男踊り」を奉納しました。

そして、日本一長いとされる天神橋筋商店街を、「連」と呼ばれる踊り手のグループ9組、合わせておよそ300人が、「やっとさー」などの掛け声とともに、軽やかに踊りながら練り歩きました。

商店街は、多くの人たちでにぎわい、一緒に掛け声をあげながら踊ったり、動画を撮ったりするなどして、楽しんでいました。

大阪 岸和田市の71歳の女性は、「阿波踊りの大ファンで、なかなか本場の徳島には行けないので見にきました。迫力があり、孫にも見せられてよかったです」と話していました。

親子でイベントに参加した15歳の女性は、「踊るのは体力的に大変ですが、楽しそうなお客さんの顔を見て、こちらも楽しく踊れました」と話していました。