避難生活が長期化するウクライナ人を支援する交流会 横浜

ロシアによるウクライナへの軍事侵攻が始まってから1年半が過ぎるなか、日本での避難生活が長期化しているウクライナの人たちを支援しようと、横浜市で交流会が開かれました。

この交流会はウクライナを支援する団体が神奈川県と開き、横浜市にある県庁の本庁舎にはウクライナから日本に避難しているおよそ100人が招待されました。

参加者たちはウクライナを象徴する花として親しまれているひまわりをかたどった画用紙に、平和への願いや日本への感謝の思いを込めたメッセージを書き込んだり、記念写真を撮影したりして交流を楽しみました。

また、8月24日が軍事侵攻が始まってから1年半にあたるのと同時に、1991年にウクライナが旧ソビエトから独立した独立記念日にあたることから、ウクライナ国歌や民謡などを歌って記念日を祝いました。

去年12月に母親と一緒に避難してきた女性は「日本の人たちの優しいサポートのおかげでとてもリラックスして生活できています。戦争の状況は心配で、早く終わってほしいですが、世界のためにもウクライナに勝利してほしい」と話していました。

神奈川県国際課の矢田健二課長は「避難生活が長期化する中で住宅や仕事の確保など避難者の課題に向き合い、安心して生活してもらえるよう支援を続けたい」と話していました。