ネッシーついに解明か?50年ぶりの大捜索にはドローンも登場

イギリス北部のスコットランドに伝わる謎の生物、「ネッシー」を見つけようと、およそ50年ぶりとなる大規模な捜索がネス湖で行われています。2日間で国内外から100人を超えるボランティアが捜索に参加する予定だということです。

ネッシーは今からおよそ90年前に撮影された写真をきっかけに、イギリス北部スコットランドのネス湖に住む、恐竜のような長い首を持つ伝説の生物として世界的に有名となりましたが、その存在は謎に包まれたままです。

捜索は26日と27日の2日間にわたって行われ、現地メディアは国内外から100人を超えるボランティアが参加すると伝えていて、1972年以来、およそ50年ぶりの大規模な捜索になるということです。

主催する団体によりますと、捜索にはネッシーが発する鳴き声を拾うための装置や、熱を感知する赤外線カメラを搭載したドローンが活用されるということです。

捜索に参加する男性は「以前の捜索と比べて最新の技術や装置を使っているので、今回の捜索ではなにかが見つかると信じています」と話していました。

ネッシーをめぐっては、これまでに1100を超える目撃情報が寄せられているということですが、2019年には専門家グループが湖の水を採取して調査した結果、ネッシーが「巨大なうなぎである可能性は排除できない」と指摘していて、今回の捜索がネッシー伝説の解明につながるかファンの間で注目が集まっています。