燃料油高騰 “経済対策と補正予算案の編成を”自民 茂木幹事長

物価高が続くなか、自民党の茂木幹事長は、ガソリンなどの燃料油の高騰対策を早急に講じた上で、電気やガス料金への対応も含めた本格的な経済対策を秋にまとめるとともに、裏付けとなる今年度の補正予算案を編成する必要があるという考えを示しました。

物価高をめぐり、岸田総理大臣は先に、ガソリンなどの燃料油の高騰対策をまとめた上で電気やガス料金への対応も含めた追加の経済対策を検討する考えを明らかにしました。

自民党の茂木幹事長は党本部で講演し「ガソリン価格は1リットルあたり180円台になってきており、国民生活に影響しているのは確かだ。早急に対策を打つことにしている」と述べました。

また電気やガス料金について「夏を過ぎると消費量は減り、秋には少し収まるが、冬になるとまた上がるのは間違いない」と指摘しました。

その上で「電気代やガス代の対策、企業による前向きな投資や賃上げを進めるための中小企業への支援策も含め、本格的な経済対策を秋にはまとめ、補正予算案を実行していきたい」と述べ、経済対策とともに、裏付けとなる今年度の補正予算案を編成する必要があるという考えを示しました。