成田空港 お盆休みの国際線利用者 コロナ禍前の76%まで回復

ことしのお盆休みの期間中、成田空港の国際線を利用した人は80万人余りで、コロナ禍前の7割ほどまで回復したことが東京出入国在留管理局のまとめで分かりました。

東京出入国在留管理局成田空港支局によりますと、8月10日から20日までの11日間に成田空港の国際線を利用した人はおよそ80万3000人でした。

お盆の時期に成田空港の国際線を利用した人は、コロナ禍前の2019年は過去最多のおよそ105万7000人でしたが、2020年にはおよそ2万2000人と大きく減っていました。

今回、コロナ禍前の76%まで回復したということです。

このうち、日本人の利用者は31万7600人でコロナ禍前の5割程度だったのに対して、外国人の利用者は48万5100人で、ほぼ同じ水準にまで回復したということです。

出国先では韓国が最も多く、16%を占めていて、次いでアメリカ、台湾が多くなっています。

東京出入国在留管理局成田空港支局は、「航空需要が回復するなかで出入国に関する業務を円滑に行い、対応していきたい」と話しています。