サッカー女子W杯 得点王 宮澤ひなた 海外移籍へ

サッカー女子ワールドカップで、日本の選手として2人目の得点王に輝いた宮澤ひなた選手が、海外移籍の手続きと準備のためWEリーグのマイナビ仙台を離脱することになりました。

これは25日、マイナビ仙台が公式ホームページで発表しました。

それによりますと、宮澤選手は海外クラブへの移籍を前提とした手続きと準備のため、25日付けでチームを離脱したということです。

関係者によりますと、8月末にも日本を出発してヨーロッパに向かい、今後、現地でのメディカルチェックを経て海外のクラブと正式契約を結ぶ予定だということです。

宮澤選手は神奈川県出身の23歳。

相手との駆け引きからディフェンスの背後に抜け出すスピードと決定力が持ち味です。

この夏行われたサッカー女子ワールドカップに初めて出場し、5得点をあげてチームのベスト8進出に大きく貢献し、日本の選手として2011年の澤穂希さん以来、2人目の得点王に輝きました。

宮澤選手はワールドカップ後の取材で「こういう経験をしたからこそ、海外のもっと高いレベルでやりたいという思いもある」と話し、パリオリンピックなど大規模な国際大会を視野に入れ、海外でのプレーを希望する考えを明らかにしています。