自衛官3人懲戒免職 隊舎で大麻使用認める 陸自 北熊本駐屯地

陸上自衛隊北熊本駐屯地に所属する20代の自衛官3人が、隊舎で大麻を使っていたとして懲戒免職の処分を受けました。

陸上自衛隊第8師団によりますと懲戒免職となったのは、陸上自衛隊北熊本駐屯地の西部方面特科連隊に所属する23歳の陸士長と、21歳の陸士長2人の合わせて3人です。

3人は北熊本駐屯地の隊舎で生活していて、去年6月、「大麻を使っている隊員がいる」という同僚からの報告を受けて自衛隊が調査したところ、いずれも隊舎で大麻を使ったことを認めたということです。

23歳の陸士長は「興味本位で週に1回から2回使っていた」と話しているほか、21歳の陸士長2人はそれぞれ、「大麻と気付かずに23歳の陸士長と一緒に使った」、「使用を断れば殴られると思った」などと話しているということです。

陸上自衛隊は25日、3人を懲戒免職としました。

西部方面特科連隊の連隊長を務める福島政則 一等陸佐は「このような事案を起こしたことを誠に申し訳なく思っております。今後は指導監督体制の強化により、再発防止に努めます」とコメントしています。