じん帯損傷の大谷翔平 当面は指名打者として出場へ 球団発表

大谷選手は23日に行われたダブルヘッダーの第1試合に先発登板しましたが、今シーズン最短の2回途中でマウンドを降り、MRI検査の結果右ひじのじん帯に損傷が見つかりました。

大谷選手はけがが分かった後も志願して第2試合に指名打者として出場しましたが、球団は試合後、ピッチャーとしては今シーズンを終えると発表しました。

詳しいけがの程度は明らかになっておらず、すぐに手術に踏みきった場合はバッターとしてもシーズンを終えることになりますが、大谷選手は24日、エンジェルスタジアムに姿を見せると、空港に向かうバスに乗り込み、25日から予定されているメッツとの3連戦のためチームとともに遠征先のニューヨークへ向かいました。

球団によりますと当面は指名打者として出場するということです。

エンジェルスのミナシアンゼネラルマネージャーは23日の試合後の会見で大谷選手がバッターとして出場するかどうかは日々の状態を見て判断する考えを示しています。

25日のメッツ戦は今シーズン10勝をあげている千賀滉大投手が先発登板する予定で、大谷選手が出場すれば大リーグで初めての対戦が実現します。

エンジェルスはメッツとの3連戦の後、フィラデルフィアに移動して28日からフィリーズとの3連戦に臨む予定です。