立民 泉代表 ガソリン高騰対策 トリガー条項の凍結解除要求へ

ガソリンなどの燃料油の高騰対策をめぐり、立憲民主党の泉代表は、ガソリン税の上乗せ部分の課税を停止する「トリガー条項」の凍結解除が最も効果的だとして、政府に求めていく考えを示しました。

物価高が続く中、政府は与党の検討を踏まえ、今月中にガソリンなどの燃料油の高騰対策をまとめることにしています。

これについて、立憲民主党の泉代表は、兵庫県尼崎市で記者団に対し「従来型の石油元売り会社への補助金で対策を行っても、ガソリン価格にきちんと反映されるかどうかわからない。『トリガー条項』の凍結解除をすれば、1リットル当たり25円は確実に下がり、最も明確に価格に反映されるので、求めていきたい」と述べました。

また、政府が対策の財源として今年度予算の予備費を活用する場合の対応をめぐり、「国会論戦もなしに政府だけで使途を決定すれば、国民の理解は得られない」と指摘し、衆参両院の予算委員会などで政府側から説明を受けた上で、与野党による十分な質疑が必要だという考えを示しました。