レッサーパンダの赤ちゃん すくすく育つ 9月に公開の予定 熊本

熊本市動植物園でことし6月に生まれたレッサーパンダの赤ちゃんが、9月からの一般公開を前にすくすくと育っています。

6月1日に生まれたレッサーパンダのメスの「杏香(あこ)」は、去年、東京の多摩動物公園から熊本市動植物園に来た母親の「シンファ」と、長崎県の九十九島動植物園から来た父親の「かぼす」の間に生まれた子どもです。

「杏香」は飼育用のスペースで母親のシンファと一緒に生活していて、24日はスロープに登ろうとして転んだり尻尾を抱え込んだりするなど愛らしい姿を見せていました。

動植物園によりますと、生まれた直後は140グラムほどでしたが、元気にすくすくと育ち、23日の時点で1620グラムにまで成長しています。

飼育員の大川菜穂美さんは「毎日できることが増えていて、順調に育っています。皆さんに見ていただけるように準備を進めていきます」と話していました。

「杏香」は、9月中旬ごろから一般公開される予定です。