DJ SODAさん性被害問題 新たに女性の観客からも任意で事情聴く

韓国の「DJ SODA」さんが今月出演した大阪の音楽イベントで一部の観客から胸などを触られる被害を受けたと訴えている問題で、大阪府警が23日、新たに21歳の女性の観客からも任意で事情を聴いたことが捜査関係者への取材で分かりました。「目の前に来たのでうれしくて触ってしまった」などと話しているということです。

「DJ SODA」さんは今月13日に大阪 泉南市で開かれていた音楽イベントに出演した際、一部の観客から胸などを触られる被害を受けたとしていて、イベントを主催した会社は観客の男女3人について、氏名などを特定しないまま不同意わいせつと暴行の疑いで大阪府警に刑事告発しています。

警察によりますと、これまでにいずれも20歳の男性の観客2人が出頭し、任意の事情聴取に対して「危害を加える意図はなかった」という趣旨の話をしていますが、さらに、防犯カメラの映像などから水戸市に住む21歳の女性の会社員も関わった疑いがあるとして23日、警察が任意で事情を聴いたことが捜査関係者への取材で分かりました。

女性は胸を触ったり、抱きついて肩にキスをしたりしたことを認めたうえで「目の前に来たのでうれしくて触ってしまった」などと話しているということです。

警察は引き続き、当時の映像を解析するなどして捜査を進めることにしています。