オリオールズ 藤浪晋太郎 3者連続奪三振で完璧なリリーフ

大リーグ、オリオールズの藤浪晋太郎投手が23日、本拠地のボルティモアで行われたブルージェイズ戦で3者連続三振を奪う完璧なリリーフを見せました。

藤浪投手は7対0とリードした9回、4人目でマウンドに上がりました。

最初の2番バッターから160キロを超えるストレートで空振り三振を奪うと、続く3番もストレートで見逃し三振、4番の強打者、ゲレーロ Jr.選手はカットボールで空振り三振に抑えました。

藤浪投手は相手の中軸から3者連続三振を奪う完璧なリリーフを見せ、防御率は7.83になりました。

オリオールズはそのまま7対0で勝ちました。

藤浪「余裕を持ってマウンドに上がることができた」

藤浪投手は、アメリカンリーグ西部地区の最下位に低迷していたアスレティックスから、アメリカンリーグ東部地区で地区優勝を争うオリオールズに移籍し、移籍後はリリーフとしておよそ1か月で15試合に登板するなど充実の日々を送っています。

試合後、藤浪投手は「点差も点差だったので、スイーパーを多く投げたり、ちょっと新しいことを試すこともできた。それくらい余裕を持ってマウンドに上がることができた。どんどんストライクゾーンに自分のいいボールを投げにいくだけなので、あまり深く考えずにやりたい」と手応えを話していました。