ハンドボール女子 パリ五輪アジア予選 日本は韓国に敗れる

ハンドボール女子のパリオリンピック出場権をかけたアジア予選の最終戦が広島市で行われ、日本は韓国に24対25で逆転負けを喫し、この大会でのパリオリンピック出場権獲得はなりませんでした。

今月17日から広島市で開催されてきたハンドボール女子のアジア予選では日本と韓国、中国、カザフスタン、インドの5か国が総当たりで対戦し、1位のチームがパリオリンピックの出場権を獲得します。

大会最終日の23日は、ここまで3戦全勝どうしの日本と韓国が対戦しました。

得失点差で引き分け以上ならば1位となる日本は前半、堅い守備から速攻につなげ、キャプテンの相澤菜月選手のゴールなどで、開始5分余りで5対0とリードしました。

しかし、このあとは、韓国の組織的な攻撃から連続で得点を奪われるなど詰め寄られ、15対14と日本が1点リードで前半を折り返しました。

後半は韓国の猛攻を受けて逆転されますが、相手の反則などから得点を重ね、残り時間3分余りで23対23の同点に追いつきました。

しかし、終盤の勝負どころで韓国に得点を許し、日本は24対25で敗れ、この大会でのパリオリンピック出場権獲得はなりませんでした。

日本は11月から12月にかけて行われる世界選手権や来年の世界最終予選で、パリオリンピックの出場権獲得を目指します。