長崎 五島 イセエビ漁が解禁 港では初の水揚げ

長崎県五島市でイセエビ漁が始まり、港では、漁から戻った船から次々にイセエビが水揚げされました。

長崎県五島市のイセエビ漁は、産卵期にあたる5月20日から8月20日までの3か月間を禁漁期間としています。

禁漁期間が終わった21日に沖合に網が仕掛けられ22日、漁の解禁後初めての水揚げが行われました。

五島市福江島にある崎山漁港では、船が戻ると生きのいいイセエビを次々に水揚げしていました。

そして、漁業者たちは、傷つけないよう1匹ずつ手かぎを使って網から丁寧に外していきました。

中には、一日で20キロほど水揚げした船もあり、関西方面などに出荷されるということです。

地元で漁をしている林田倫吉さんは「大きいものでは1キロほどのイセエビを取ることができました。漁の幸先はよく、今後も期待しています」と話していました。