小2女子児童 体育の授業後に倒れ死亡 熱中症か 北海道 伊達

22日、北海道伊達市の小学校で、2年生の女子児童が体育の授業のあと倒れているのが見つかり、病院に運ばれましたが死亡しました。市の教育委員会は熱中症の可能性もあるとみて、当時の状況を確認し、今後の対応を検討するとしています。

22日正午ごろ、伊達市内の小学校の教員から「児童が倒れて意識がない」と消防に通報がありました。

市の教育委員会によりますと、倒れていたのは2年生の女子児童で、当時はグラウンドで行われた体育の授業のあと校舎に戻る途中だったということです。

女子児童は病院に運ばれましたが、およそ2時間後に死亡が確認されました。

気象台によりますと、22日、伊達市は最高気温が33.5度の真夏日となり、記録が残る平成19年以降で最も暑くなったということです。

市教育委員会では熱中症の可能性もあるとみて、当時の状況を確認し、今後の対応を検討するとしています。

環境省などによりますと北海道伊達市では、気温や湿度などをもとに熱中症の危険度を示す「暑さ指数」が22日正午は32.3と運動の原則中止を求める「危険」となっていました。