旧統一教会めぐり7度目の「質問権」 教団から回答届く

旧統一教会をめぐる問題で、文部科学省が行使した7度目の「質問権」に対する教団からの回答が届きました。教団が関わる裁判などについて説明したとみられます。

文部科学省は先月26日、旧統一教会に対して7度目の「質問権」を行使し
▽組織運営
▽予算や決算、財産
▽献金
▽教会の管理、それに
▽教団が関わる裁判などに関する97の項目について尋ねました。

その回答として期限日の22日、教団からレターパック1つと宅配用の紙袋1つ分の資料が届きました。

内容について教団は「適切に対応した」としています。

文部科学省は去年11月以降、今回までに少なくとものべ600以上の項目について回答を求めていて、今回の回答内容を分析して追加で「質問権」を行使するか検討することにしています。

また旧統一教会と交渉してきた弁護士や、被害を訴える元信者などへの聞き取りも続けていて、回答内容とともに精査して解散命令請求について判断することにしています。