自民 松川るい氏 女性局長辞任 仏研修中の写真投稿で批判受け

自民党の松川るい女性局長は、フランスでの研修中に撮影した写真をSNSに投稿したことに批判が相次いだことを受けて、22日付けで女性局長を辞任しました。

自民党の松川るい女性局長は、先月女性局がフランスで行った研修中にパリのエッフェル塔の前でポーズを取って撮影した写真をSNSに投稿し、そのあと削除しましたが、野党などから批判が相次いでいました。

これについて自民党の茂木幹事長は党の役員会で、松川氏から21日改めて反省と謝罪があり「ひとつの区切りとして職を辞したい」として辞表が提出され、22日付けで受理したことを報告しました。

当面、後任は置かず組織運動本部の副本部長を務める島尻元沖縄・北方担当大臣が職務を代行するとしています。

茂木氏は記者会見で「今回の件は国民の信頼を損なうものだ。さまざまな意見や批判を真摯(しんし)に受け止め、地道に活動を積み重ねながら信頼回復に努めたい」と述べました。

立民 岡田幹事長「説明責任は果たしてもらいたい」

立憲民主党の岡田幹事長は、記者会見で「自民党の女性局長を辞める、辞めないにかかわらず、説明責任は果たしてもらいたい。フランスでの研修に自身の子どもを同伴していたと報じられていて、まさか外務省の職員が子どもをみていたことはないとは思うが、そうであれば完全な公私混同となり、与党のおごりと言われてもしかたない。きちんと説明する責任がある」と述べました。