気象・災害

米カリフォルニア州 84年ぶり熱帯低気圧通過 土砂災害相次ぐ

アメリカ西部カリフォルニア州を84年ぶりに熱帯低気圧が通過し、ふだん乾燥した気候の内陸部では記録的な雨の影響で洪水や土砂災害の被害が相次ぎました。

メキシコの太平洋側を北上したハリケーン「ヒラリー」は20日、熱帯低気圧となってカリフォルニア州の南部を通過しました。

熱帯低気圧がカリフォルニア州を通過するのは1939年以来、84年ぶりで州の歴史上初めてとなる熱帯低気圧警報がロサンゼルスを含む州の南部に発令されました。

カリフォルニア州南部は乾燥した気候で夏にまとまった雨が降ることは極めてまれですが、この影響でロサンゼルスやサンディエゴなどでは1日あたりの降水量が8月としては観測史上最も多くなりました。

このうち内陸のパーム・スプリングスでは1年の平均降水量の半分を超える雨が1日で降ったということです。

ロサンゼルスではふだん、この時期はほとんど水が流れていない川に濁流が押し寄せたほか内陸部では洪水や土砂災害、落石や倒木などの被害が各地で相次ぎました。

これまでに人的な被害は確認されていないということですが、地元の当局は一部の地域で雨がやんだあとも水を含んで地盤が緩んでいるなどとして、引き続き土砂崩れなどに警戒するよう呼びかけています。

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